わんにゃんテーブル

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 テストで完成させたレシピについて 老齢猫

「結果の見方」シートを見てみましょう。

結果の見方シートをクリック

■ 何と何を比べればいいか
■ どの基準を参考にすればいいか

が、わかっていただけると思います。

「結果の見方」シートは「結果」シートと連動していますが、説明用のためのシートです。
実際にレシピを作るときは、「結果」シートと、「結果の見方」シートを行ったり来たりしないで、「結果」シートの計算結果を見ながら、食品の種類やグラム数を調整していくことになります。

・NRC・AAFCO どちらかの上限量を超えた場合
・カルシウムとリンのバランスが悪い場合

セルが真っ赤になります。

・「このレシピで摂取できる栄養」が、基準値よりも少ない場合
基準値が赤字になります。
ちょっとややこしいですが、赤くなってたら、目を向けてみてね。


数値は四捨五入で表示されていますので、「ん?」と思ったらもう一つ下の位まで表示させてみましょう。

「ちょっとだけエクセル/小数点以下の桁数」



「NRC乾燥重量ベース」と「AAFCO乾燥重量ベース」では、基準値が大きく違うものがあります。

「NRCとAAFCO/2つの基準を比較する-猫」


動作確認テストで完成させたレシピは、こんなんでした。
体重4kgで、1日に220kcalと想定しました。
(4月4日午後10時半頃、エクセル表に入力しているレシピを少し修正しました)

このレシピは健康な子用です。疾患が疑われる場合は、調整が必要だと思います。


老齢猫用レシピ


食品のグラム数をイメージしやすいように1日分で作りましたが、1gとか2gとかは計るのがむずかしいですから、1週間分くらいまとめて作った方がいいと思います

このレシピのエネルギーは、約223kcal。(体重の0.67乗×100)=253kcalよりも少し少なめで考えました。このくらい少ないだけなら、
  ・AAFCOの乾燥重量ベース
  ・老齢猫用乾燥重量ベース
と比較しても大丈夫なんじゃないかなあ。


 乾燥重量

乾燥重量=総重量−水分  このレシピの乾燥重量は、53.4gです。
乾燥重量は、たんぱく質〜リンまでの「乾燥重量あたりのパーセント(/DM)」を計算するときに必要です。


 エネルギーとエネルギー密度

このレシピのエネルギーは、223.4kcal。

エネルギー密度とは、乾燥重量1gあたりのエネルギー(カロリー)のことです。
このレシピのエネルギー密度は、223.4kcal ÷ 53.4g=4.2kcal/g。
「老齢猫用推奨レベル 3.5〜4.5kcal/g」の範囲内になるようにしました。


 知っておきたいこと / エネルギー密度


 たんぱく質・脂質・可溶性炭水化物のバランス

このレシピでは、たんぱく質は42%、脂質は19%。
NRCやAAFCOよりも、かなり多いですね。
「老齢猫用推奨レベル たんぱく質30〜45% 脂質10〜25%」の範囲内で考えました。

ピトケアンさんの「ネコの食事ガイド」にいくつかレシピが載っていますし、たんぱく質、脂質などの栄養構成も書いてありますので、参考にできるかと思います。
それによると、健康な場合、たんぱく質は36〜48%、脂質は14〜33%くらいになっています。

脂質の量は、植物油の量や、肉類の脂質の多さによって変わってきます。 このレシピでは、「鶏・もも、皮つき」と「鶏・もも、皮なし」の割合を変えても、脂質の量は変わってきます。

このレシピでは、可溶性炭水化物 31%。35%くらいまでの方がいいそうです。
からだが慣れてきたら、もう少し多くても大丈夫なようですが、初めてなら気をつけてあげましょう。

乾燥重量あたりのパーセントで考えるとき、
たんぱく質 + 脂質 + 可溶性炭水化物 + 不溶性食物繊維 + 灰分≒100%
となります。

たんぱく質 20%、脂質 20%、可溶性炭水化物 20%
な〜んていうレシピは、食品だけで作った場合は、ありえません。

脂質を増やすと、たんぱく質と可溶性炭水化物のパーセントは下がってくるでしょう。
たんぱく質を下げようと思ったら、脂質・可溶性炭水化物のパーセントは上がってくると思った方がいいです。

このレシピでは、不溶性繊維 2.3%、食物繊維総量 2.8%。
便秘気味の子は、食物繊維を増やしてあげましょう。
このレシピでは、「はいが精米」と「野菜類」から食物繊維を摂っています。


 わんにゃんの栄養 / たんぱく質

 わんにゃんの栄養 / 可溶性炭水化物と繊維


 ナトリウム

このレシピでは、ナトリウム 0.25%。主に「たまりしょうゆ」から摂っています。
「老齢猫用推奨レベル 0.2〜0.5%」を参考にしました。
「たまりしょうゆ」を入れなければ、0.15%になります。


 わんにゃんの栄養 / ナトリウム


 カリウム

このレシピでは、カリウム 0.90%。
「老齢猫用推奨レベル 0.6〜1.0%」を参考にしました。
カリウムの量は、野菜の種類と量で調整することになると思います。


 わんにゃんの栄養 / カリウム


 カルシウムとリンのバランス

骨をあげない限り、カルシウムは不足すると思います。
カルシウム:リン=0.9:1〜1.5:1 が推奨されています。
基準の推奨値を摂るよりも、カルシウムとリンのバランスを優先させた方がいいように思います。

このレシピでは「クエン酸カルシウム」サプリメント小さじ1/2杯で350mgを補って、カルシウム:リン=1.4:1になりました。
サプリメントを入れなければ、カルシウム:リン=0.07:1です。


 わんにゃんの栄養 / カルシウムとリン


 マグネシウム

このレシピでは、マグネシウム 0.077%。
「老齢猫用推奨レベル 0.05〜0.1%」を参考にしました。
マグネシウムの量の調整は、悩むかもしれませんね。
そんなときは、「レシピデータ」シートを見てみましょう。


 もっと便利に / レシピデータも見てみよう

 わんにゃんの栄養 / マグネシウム


 鉄

このレシピでは、鉄 5.4mg。「鉄」のサプリメントで 3.9mgを補いました。
サプリメントを入れなければ、1.6mgで、全然足りていません。


 わんにゃんの栄養 / 鉄


 亜鉛

このレシピでは、亜鉛 6.8mg。「亜鉛+銅」のサプリメントで 4.3mgを補いました。
サプリメントを入れなければ 2.5mgで、全然足りていません。
亜鉛は、食品から摂るのはとてもムズカシイと思います。
サプリメントを使った方がいいと思います。
私は、亜鉛:銅=15:1くらいにできたらいいなあと思っています。このレシピでは、約16:1です。


 わんにゃんの栄養 / 亜鉛


 銅

このレシピでは、銅 0.43mg。主に「牛の肝臓」から摂っています。
「亜鉛+銅」のサプリメントで 0.043mgを補いました。
「鶏の肝臓」だけでは銅が少ないので、「牛の肝臓」も使いました。
「牛の肝臓」のレチノール量は、「鶏の肝臓」の1/10以下です。
「牛の肝臓」だけでレチノールも摂ろうとすると、結構な量になってしまいます。
「鶏の肝臓」と「牛の肝臓」を組み合わせて使うことで、レチノールと銅が摂れました。


 わんにゃんの栄養 / 銅


 マンガン

このレシピでは、マンガン 0.33mg。主に「はいが精米」から摂っています。
「白米」を使うと、マンガンが少なくなります。


 わんにゃんの栄養 / マンガン

 あれこれ / 穀類いろいろ


 ビタミンA

このレシピでは、ビタミンA 1186IU。主に「鶏の肝臓」からレチノールを摂っています。
猫は、カロテンをビタミンAに変換する酵素を持っていないので、必ずレチノールでビタミンAを摂らなくてはなりません
私は、1週間で10000IUを目安にしています。(確か、ダイアン・スタインさんの本に書いてあったと・・・)


 わんにゃんの栄養 / ビタミンA


 ビタミンD

このレシピでは、ビタミンD 35IU。主に「かつお・なまり節」から摂っています。
ビタミンDは、魚に多いですね。

「かつお・なまり節」というのは、「かつお」を三枚下ろしにしたものを、ゆでて、いぶしたものです。そのまま食べられます(人間も)。犬猫用には、細かく切って冷凍しておくと便利です。まぐろのなまり節というのもあるので、ご注意を。


 わんにゃんの栄養 / ビタミンD


 ビタミンK

このレシピでは、ビタミンK 59μg。
ビタミンKの推奨量は、NRCとAAFCOではずいぶん違いますね。
NRCの推奨量を毎回、摂らないといけないかどうかわかりません。
詳しくは、「ビタミンK」のページをご覧下さい。


 わんにゃんの栄養 / ビタミンK


 ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE

水溶性ビタミンであるビタミンBとビタミンCは、計算上は摂れていても、調理や保存によって少なくなっていると思うんですね。
私はレシピに関係なく、ビタミンB、C、Eはサプリメントで補うので、レシピを作るときはこれらの量は気にしません。


 わんにゃんの栄養 / ビタミンB群

 わんにゃんの栄養 / ビタミンC

 わんにゃんの栄養 / ビタミンE


 脂肪酸

私は、n-6脂肪酸:n-3脂肪酸=4:1を目安にしています。
このレシピでは、4.4:1です。
「なたね油」を、n-3脂肪酸の多いオイル(フラックシシードオイルや、えごま油(しそ油)や、EPA&DHAのサプリメント)などに変えると、調整できるかと思います。
EPAの量は、EAP+DHAの20%までの方がいいそうなので、EPA&DHAのサプリメントは、DHAの方が多いものを選ぶことになるかな。


 わんにゃんの栄養 / 脂肪酸


 アミノ酸

アミノ酸は、「結果」シートのずずずーっと右の方に出ています。
このレシピでは、各アミノ酸は余裕で摂れていますね。
だけど、各食品の各アミノ酸量は、まだ五訂増補食品成分表の数値が出ていないので、計算で求めました。参考程度にご覧ください。


 知っておきたいこと / アミノ酸のいいわけ



サプリメントの購入先・いつ混ぜる?・調理方法の一例など「あれこれ」



レシピを作ってみる  とにかく使ってみよう


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