わんにゃんテーブル

 

 ビタミンE

NRC(2006)犬
犬に対するビタミンEの毒性の情報はない。
447mgのビタミンEを17週間与えても、毒性は表れなかったとする研究(2003年)がある。
NRC(1987)では、1000〜2000IU/kg(乾物量)を上限許容量としていた。

NRC(2006)猫
ビタミンEは、最も毒性の少ない脂溶性ビタミンであると考えられている。

過渡のビタミンEは、ビタミンDとビタミンKの働きを弱めることがある。2200 IU/kg(乾物量)のビタミンEは、成長を妨げ、血液凝固率を増大させ、骨の無機化を妨げると考えられている。

ビタミンEの上限量に関する情報はない。

「小動物の臨床栄養学」によりますと、
「ビタミンEは、最も毒性の少ないビタミンの1つである。高濃度でも動物やヒトはあまり悪影響を受けることがない。
しかし非常に多量の投与量では、ビタミンD、A、Kの吸収が減ることによって、骨の無機化を損なったり、肝臓中のビタミンA貯蔵を減らしたり、凝血異常が起きるといった他の脂溶性ビタミンに対する拮抗作用が生じることがある。
AAFCOによって犬への最大量は、1000IU/kg(乾物あたり)と設定されたが、これ以上の濃度が犬にとって毒性があるとか、有効であるなどの証拠は全くない。
動物における炎症性の皮膚病の多くは、ビタミンEの経口投与の処置がなされる。
ヒトでは食事中にかなり高めの濃度でビタミンEを与えても、病理学的に毒性はでなかった。」

人間の場合です。

「とりすぎの害が出ない許容上限摂取量は、所要量の60倍です。
脂溶性のビタミンのなかでは、とりすぎの心配が少ないビタミンです。
所要量の8〜10mgは欠乏症が出ない量に、少し安全率をみたもので、積極的な生活習慣病の予防をねらったものではありません。動脈硬化を防ぎ、老化を遅らせるためには、100〜300mgぐらいが適量とされています。」 (主婦と生活社「からだに効く栄養成分バイブル」より)

・ビタミンEは、減らすときもじょじょに行うこと。(アール・ミンデル著「ビタミン・バイブル」より)

本村伸子著「もう迷わない!ペットの健康ごはん」によりますと、
犬 100 IU/10kg(体重)/日
猫 400 IU/1回/週
「特に猫の場合は、ミックス・トコフェロールを消化しにくい。」とありました。

さあ、どうするかは悩んでくださいね。
推奨量に足りない分だけ、サプリメントで補うという方法もあるでしょう。
天然型のビタミンEのサプリメントには、頭にdをつけて「d-α トコフェロール」などと表記されています。「dl-」となっているのは、合成型のものです。
ビタミンEの単位単位のおさらい

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