わんにゃんテーブル

メールアドレス:hanakara@vesta.ocn.ne.jp   

 犬のリン酸カルシウム尿石症

 「小動物の臨床栄養学」より

治 療

・尿路から活動性のリン酸カルシウム尿石を除去する最も確実な方法は、未だに外科手術である。小さい膀胱結石の除去には、尿路水圧推進法を利用することもある。

予 防

・将来的には最適な食事が発見されるだろう。それまでは、結石形成時に摂取していた食事と比較して、ある程度の低栄養性の食事(以下の推奨レベルの食事)を与えることは理にかなっていると思われる。

推奨レベル

 【水】
 尿比重を1.020以下にするために、水の摂取を奨励

 【カルシウム】
 過剰なカルシウムの摂取を避ける。0.3〜0.6%

 【リン】
 過剰なリンの摂取を避ける。0.6%以下

 【ナトリウム】
 過剰なナトリウムの摂取を避ける。0.3%以下

 【ビタミンD】
 過剰なビタミンDの摂取を避ける。500〜1500IU/kg(乾物量)

%は、すべて乾燥重量あたりです。

この数値を参考にレシピを作りたい場合は、「結果」シートの「疾患別推奨量」の枠内に下の図のように入力します。「%」は入力しなくても、数字を入力すれば出てきます。

犬のリン酸カルシウム尿石症(予防)用推奨レベル

これ以外の栄養素については、他の基準を参考にすることになると思います。

 リチャード・H・ピトケアン著「イヌの健康ガイド」より

これは、石の種類にかかわらず、役に立つ一般的な助言です。なかなかおさまらなくて頻発する病気については、もっと特効的で個体に合わせた治療が必要でしょう。

■ ビタミンA(肝油ではない場合)
 膀胱と泌尿器官の内壁が最良の状態に保たれる。
  小型犬(9kg未満) 2500 IU/日
  中型犬(9〜18kg) 5000 IU/日
  大型犬(18kg以上) 10000 IU/日   ビタミンA

@はなから
「肝油ではない場合」というのがどういう意味なのかわからないんですが、レバーで摂っていいものかどうか・・・この量は多めのように思うんですが。。。

■ ビタミンC
 解毒を助けて尿を酸性にし、細菌性の感染症が抑えられ、石ができる可能性が少なくなる。
  小型犬(9kg未満) 250mgを1日2回
  中型犬(9〜18kg) 500mgを1日2回
  大型犬(18kg以上) 500mgを1日3回   ビタミンC

■ ビタミンBコンプレックス
 この病気に一番重要なビタミンB群はB 2とB 6だが、単独で与えないで、必ずBコンプレックスを与える。
  小型犬(9kg未満)  10mg/日
  中型犬(9〜18kg)・大型犬(18kg以上)  20mg/日  ビタミンB

■ マグネシウム
 石の再形成を防ぐのに役立つ。
  小型犬(9kg未満) 50mg/日
  中型犬(9〜18kg) 100mg/日
  大型犬(18kg以上) 300mg/日   マグネシウム

@はなから
ストルバイト尿石の場合はマグネシウムが問題になるし、シュウ酸カルシウム尿石の場合は、ビタミンCの過剰摂取は避けることになっています。

 このページのtopへ