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 猫のシュウ酸カルシウム尿石症(予防)

 「小動物の臨床栄養学」より

治 療

・シュウ酸カルシウム尿石症は、外科的治療しか存在しない。

予 防

マグネシウム
・猫と反芻動物では、食事にマグネシウムを補給すると、ストルバイト尿石を形成しやすくなるが、明らかにシュウ酸マグネシウム尿石結晶の形成を妨げる。

■ カルシウム
・シュウ酸カルシウム尿石の再発防止のためには、食事中カルシウムの過剰摂取は避けなければならない。
・カルシウムサプリメントは、食事と一緒に摂取する。

■ ビタミンD
・ビタミンDは、5000IU /kg(乾物量)を超えないことが望ましい。

■ ビタミンB6
・ビタミンB 6が欠乏した食事を給与された仔猫で、高シュウ酸尿症が起きた。ビタミンB 6の欠乏も避けるべきである。

推奨レベル

【水】
ウェットタイプのフードを使用して、水分摂取量を増加させる。

【たんぱく質】
過剰なたんぱく質の摂取を避ける。30〜45%

【カルシウム】
過剰なカルシウムの摂取を避ける。0.5〜0.8%

【ナトリウム】
過剰なナトリウムの摂取を避ける。0.1〜0.4%

【マグネシウム】
マグネシウムの過剰摂取や欠乏を避ける。0.04〜0.10%

【1日平均尿pH】
尿pH=6.6〜6.8を維持する食事を与える。  尿pHを計る

%は、すべて乾燥重量あたりです。

この数値を参考にレシピを作りたい場合は、「結果」シートの「疾患別推奨量」の枠内に下の図のように入力します。「%」は入力しなくても、数字を入力すれば出てきます。

猫のシュウ酸カルシウム尿石症(予防)用推奨レベル

これ以外の栄養素については、他の基準を参考にすることになると思います。

 リチャード・H・ピトケアン著「ネコの健康ガイド」より

石の種類については何も書かれていません。

■ 1日2回の食事にし、フードを30分以上出しっぱなしにしない。頻繁な給餌は尿をアルカリ性に傾かせ、「砂」と「石」を形成させる。

@はなから
難しいですが、それがベストなんでしょうね。でも、手作り食に切り替えた頃はなかなか食べてくれなくて、30分で片付けてしまったら、1日にいったいどのくらい食べたんだろう ということになってしまうかも。そうなったら、それはそれで危険なことだと思うんですが・・・

■ ビタミンC
 250mgを1日2回与える。
 酸性尿が保たれ、鉱酸塩が溶けやすくなる。   ビタミンC

@はなから
ビタミンCは、シュウ酸カルシウム尿石の場合はやめておいた方がよさそうです。

■ ビタミンE
 25〜50 IU /日
 治りかけている組織が傷跡になるのを最小限にとどめる。   ビタミンE

■ ビタミンA
 週1回 10000 IU   ビタミンA

■ 尿道閉塞の場合は、緊急に獣医に走ること。

 本村伸子著「ペットの老後を健やかに!」より

■ 膀胱炎を併発していたら
・抗生物質を与えているときは、プロバイオティックスを与える。
・ニンニクは、炎症を緩和して免疫力を強化する。
・りんご酢は、膀胱の炎症を抑える。

@はなから
ニンニクを与えるときは、注意が必要食べさせてはいけないもの
りんご酢は尿を酸性にするかもしれません。
抗生物質を与えているときは、ビタミンKもしっかり摂った方がよさそうビタミンK

■ 下部尿路疾患のケア
・市販キャットフードの見直し 動物性たんぱく質が少ないフードでは下部尿路疾患になりやすくなる。
・十分なマグネシウムを補給 低マグネシウム食は、シュウ酸カルシウム結石を誘発する。
・食事を放置しない。 食事と食事の間を10時間はあける。
・適度な運動と体重管理
・トイレを清潔にする
・ストレスを軽減する

@はなから
ペットシーツを使ってくれるんだったら、掃除も楽だし、清潔に保てます。
急に変えて、お気に召さなくて我慢すると危険なので注意。
また、猫1頭ならトイレは2つ、数頭いるなら「にゃんの数+1」のトイレを用意しましょう。とどこかに書いてありました。

 ドナルド・R・ストロンベック著「犬と猫のための手作り食」より

食事中のマグネシウムは、シュウ酸カルシウム結石を予防するために重要である。
■推奨する食事
・シュウ酸含有量を少なくする
・カルシウムを最小限に抑える
・ビタミンDを必要最小限にする
・リンは正常レベル
・マグネシウムは十分に摂取する 20〜40mg/100kcal
・ビタミンCの過剰給与を避ける

@はなから
ポイントはマグネシウム濃度のようです。計算してみてね。

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